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玉ねぎの冷凍はまずい?解凍のコツとおすすめレシピで美味しく活用!

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玉ねぎの冷凍はまずい?解凍のコツとおすすめレシピで美味しく活用!

玉ねぎを冷凍したけどまずい、そんな経験はありませんか?

冷凍した玉ねぎは、カットして販売されていて便利ですよね。

家庭でも冷凍することができますが、冷凍すると玉ねぎのにおいがキツくなる・・・。

解凍するコツを知れば、使いやすいだけでなく美味しさも増しますよ!

冷凍玉ねぎの活用方法やレシピもあわせて紹介しますので、チェックしてみてくださいね。

目次

冷凍玉ねぎがまずい原因は?

2つ並んだ玉ねぎ

玉ねぎを冷凍するとまずい、そう感じる原因はなんでしょうか?

冷凍することでまずいと感じるのは、玉ねぎがもつ本来の成分によるもの。

それから保存の仕方によって影響が出ることもあります。

では、理由について詳しくみていきましょう!

玉ねぎのにおいがキツくなる

玉ねぎには硫化アリルという成分が含まれています。

辛みやにおいがでることで、涙の原因となっている成分です。

切ったりした時に玉ねぎの細胞が壊れることで、酵素やアミノ酸などの物質が反応。

すると玉ねぎ特有のにおいが発生します。

硫化アリルは水に溶ける性質があるため、玉ねぎを水にさらすと辛みが和らぎますよね。

冷凍玉ねぎの場合、解凍するときに水分が混ざりあうことで、においがキツいと感じやすくなります。

時間の経過でにおいも増すので、冷凍するときはカットしてからすぐ凍らせることで、においを抑えることができるでしょう。

食感が変わる

水分量が多い玉ねぎは、解凍するときに水分がでやすくなります。

では、冷凍すると食感が変わる原因をみてみましょう。

・玉ねぎ本来の水分を、維持することが難しくなる

・細胞が破壊され、水分が抜けやすくなり柔らかくなる

・霜がついてしまうことで水分量が増える

どうしても玉ねぎの辛みや、シャキシャキとした食感は味わいにくくなります。

カットして冷凍する場合は水気を拭いて、霜がつかないように密閉するのがポイント。

冷凍すると食感が落ちる反面、水分が出やすくなるので甘味が凝縮されます。

火も通りやすくなるので、調理時間の短縮にもなりますね。

冷凍焼けする

冷凍焼けはどんな食品でも起きてしまいます。

冷凍焼けの原因としては以下の2つ。

  • 空気に触れることで酸化する
  • 冷気が水分を奪うため、乾燥する

品質が低下すると味や風味が落ちる原因になります。

できるだけ外の空気に触れさせない、温度変化に影響されないようにするのがベスト!

冷凍するときはラップで包んだり、しっかり密閉するなどして、空気が入らないように保存するようにします。

金属トレーなどに乗せて、なるべく早く凍るようにしましょう。

冷凍焼けを完全に防ぐのはなかなか難しいため、早く食べ切るというのも一つの方法です。

冷凍玉ねぎの解凍方法はこれが正解!

炒めている玉ねぎ

冷凍した玉ねぎは大体1カ月くらい日持ちさせることができます。

どんな料理にも合わせやすく、年中手に入るのでストックしやすい野菜です。

つづいて冷凍しておいた玉ねぎを解凍する時に、オススメの方法を紹介していきます。

ぜひ活用してみてくださいね。

冷蔵庫でゆっくり解凍

冷凍した玉ねぎを冷蔵庫にうつし、ゆっくり時間をかけて自然解凍

そうすることで、出てくる水分を抑えることができます。

トレーなどの上に置いて解凍すれば、水分が出てしまっても安心。

解凍する量にもよりますが、6~12時間くらいで解凍されます。

使う前に、あらかじめ冷蔵庫にうつしておきましょう。

解凍した冷凍玉ねぎをフライパンで炒めれば、時間のかかる飴色玉ねぎも簡単に作れますよ。

飴色玉ねぎの作り方は後半で紹介していますので、参考にしてみてくださいね!

流水解凍

冷凍玉ねぎをポリ袋などに入れ、その上から流水をあてて解凍する方法です。

水をはった容器に、冷凍玉ねぎが入ったポリ袋を入れて流水をあてます。

そうすると均等に水があたりやすくなりますよ。

すぐ使いたい時は、自然解凍よりも早く解凍できます

流水解凍したら、水分をしっかり切ってから使うようにしましょう。

サラダやマリネに混ぜれば味がなじみやすく、玉ねぎの甘味も感じることができます。

水分が出ることや食感が気になる場合は、加熱調理するのがおすすめですよ。

そのまま調理

加熱調理して使う場合は、冷凍のまま調理することができるので便利。

用途が決まっていれば、冷凍するときに切り方を工夫することができます。

千切りやみじん切り、丸ごと冷凍しておくのもいいでしょう。

ラップで小分けにしておけば、必要な分だけを冷凍庫から取り出すことができます。

解凍の手間も省けて、味も染み込みやすいため、とても使い勝手がいいですよ!

わざわざ解凍しなくても、そのままスープや煮込み料理に!

すぐに火が通るので、調理時間も短縮できますね。

もうまずいなんて言わせない!冷凍玉ねぎを美味しく活用するコツ

オニオンスープ

さまざまな料理に使いやすく、まとめ買いすることも多い玉ねぎ。

カットして冷凍しておけば、手間も省けて家事の時短にもなります!

ここからは、冷凍玉ねぎを使った美味しい食べ方を紹介します。

冷凍玉ねぎのメリットを活用して、美味しく召し上がってくださいね。

煮込み料理に最適

冷凍玉ねぎは火が通りやすく、味が染み込みやすくなるので煮込み料理に最適!

冷蔵庫から取り出して、そのまま調理することができます。

使いやすくて楽なところもいいですね!

そして時間をかけて煮込まなくていいので、早く仕上げることができます。

冷凍玉ねぎは調理すると柔らかく、トロっとした食感に。

もし食べた時の食感をしっかり残したい場合は、大きめにカットして冷凍しておくと良いでしょう。

肉じゃがやカレー、チリコンカンなど。

色々な料理に使いやすく、甘さが凝縮されて旨味がでますよ!

スープや味噌汁に

汁物に冷凍玉ねぎを使う場合は、解凍せずにそのまま使いましょう。

ひと手間かかるオニオンスープは、冷凍玉ねぎを使えば簡単に作ることができます!

材料(2人分)

冷凍玉ねぎ 中2個分くらい

バター(オリーブオイルでも可) 10g

塩 ひとつまみ

水 500ml

固形スープの素 1個

冷凍玉ねぎは、カットしておくと手早く仕上がります!

作り方(調理時間15分)

1.フライパンにバターを入れて加熱。冷凍玉ねぎを加えて、強火で炒める

2.水気がなくなり、しんなりするまで炒める

3.しんなりしたら、水と固形スープの素を入れる

4.ひと煮立ちしたら塩で味を整える。弱火で10分煮たら完成

冷凍玉ねぎを飴色にする場合は、焦がさないように注意しながら炒めてくださいね。

汁物にすれば水溶性の栄養も一緒に摂ることができるので、味噌汁にもおすすめです!

オムレツやグラタン・ピザ

オムレツやグラタンなどに入れると、玉ねぎの甘味が溶け出してまろやかな仕上がりに。

冷凍した玉ねぎをそのまま他の具材と炒めれば、加熱時間も短くて済みます。

あらかじめ炒めておいたり、茹でておくといった手間がないので調理が楽ですよ!

カットした冷凍玉ねぎは、そのままピザ生地にのせて焼くこともできます。

玉ねぎの辛みが抜けることで、優しい味になるでしょう。

水分が出ていたら、よく水気を切ってから生地にのせるようにしてくださいね。

ハンバーグなどの肉だねにも

みじん切りにして冷凍しておいた玉ねぎは、ハンバーグの肉だねにも使えます。

飴色玉ねぎにしてからハンバーグに入れると、甘味が増すのはよく知られているでしょう。

そのため、玉ねぎを炒めてから使う方も多いかもしれません。

しかし冷凍した玉ねぎも、少し解凍してから肉と混ぜれば、同じように甘味が出るんです。

玉ねぎを炒めてから冷ますという工程が減るのも、時間短縮に!

もし冷凍玉ねぎがないという時は、細かく刻んだ玉ねぎを30分~1時間くらい冷凍。

そうするだけでも甘味がでますよ。

飴色玉ねぎが時短でできる

飴色玉ねぎは生の状態から作ると時間がかかりますよね・・・。

冷凍玉ねぎを使えば、生の玉ねぎと比べて半分くらいの時間で作ることができます。

では冷凍玉ねぎを使った、飴色玉ねぎの作り方を紹介します!

1.熱したフライパンに、冷凍玉ねぎを凍ったまま入れる

2.冷凍玉ねぎが溶けて水が出てきたら、混ぜながら炒める

3.火加減をみながら焦がさないように炒め、5~10分で飴色玉ねぎが完成

生の玉ねぎを使うと、すぐ焦げてしまってうまく作れないことも・・・。

冷凍玉ねぎは炒めながら解凍されていくので、水分が出ることで焦げ付きにくくなります。

簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね!

玉ねぎの冷凍はまずい?解凍のコツとレシピ活用まとめ

大量の玉ねぎ

冷凍玉ねぎがまずい理由について解説してきました。

簡単な冷凍玉ねぎのレシピも紹介しましたが、いかがでしたか。

玉ねぎは冷凍や解凍する時のコツをつかめば、美味しく味わえることがわかりました。

どんな料理にも使いやすい野菜なので、冷凍玉ねぎを上手に使って、家事の時短に役立ててみてください。

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