みずみずしい食感が魅力のかいわれ大根、冷蔵庫で長持ちさせたいと思いませんか?
シャキシャキとした食感とピリッとした辛味が特徴のかいわれ大根は、プラスアルファに欠かせない食材ですよね。
しかし、賞味期限を過ぎたり保存状態が悪かったりすると、すぐに腐ってしまい、食中毒の原因にもなりかねません。
この記事では、かいわれ大根が腐るとどうなるのか、見分け方と安全な保存方法について詳しく解説します。
みずみずしいかいわれ大根を長く楽しみましょう!
かいわれ大根の賞味期限と消費期限
意外と足の速い貝割れ大根。
まずはかいわれ大根の賞味期限と消費期限について解説します。
賞味期限
賞味期限とは、食品の品質が保持される期間です。
かいわれ大根の賞味期限は、一般的に購入後3~4日と言われています。
これは、鮮度が落ちやすく、日持ちしない野菜であるためです。
賞味期限内であっても、保存状態によっては早く腐ってしまうこともあるので注意が必要です。
消費期限
消費期限とは、食品を安全に食べられる期間です。
かいわれ大根には消費期限が設定されていません。
しかし、賞味期限から日数が経ったかいわれ大根は、腐敗が進行している可能性があります。
次のチェック項目を確認し、それにあたる場合は食べないほうがよいでしょう。
かいわれ大根が腐るとどうなる?見分け方は?
賞味期限を過ぎたり、保存状態が悪かったりすると、かいわれ大根は腐ってしまいます。
腐ったかいわれ大根は、見た目、味、匂いに変化が現れます。
以下では、腐ったかいわれ大根の見分け方について詳しく説明します。
見た目
以下のような状態は腐りかけのサインです。
- 葉が黄色く変色している
- 葉がしんなりしている
- ぬめりがある
- カビが生えている
水分が多い食材ですので、ぬめりも要チェックです。
味
味での変化はこちらです。
- 苦味がある
- 酸味がある
- 味が薄い
かいわれ大根は生食することが多いと思います。
普段と変わった味がしたら、腐っている可能性がありますので食べるのをやめたほうがいいでしょう。
匂い
かいわれ大根には独特のツンとした香りがありますが、それが
- 酸っぱい臭い
- カビ臭い
に変わっていたら腐ってる可能性があります。
腐ったかいわれ大根は食べられる?
腐ったかいわれ大根は、絶対に食べてはいけません。
食中毒のリスクや、その他にも健康への悪影響が考えられます。
食中毒のリスク
かいわれ大根は腐敗によって、大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒菌が増殖している可能性があります。
食中毒菌が体内に入ると
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 発熱
といった症状が見られます。
実際に、2005年には介護老人保健施設でかいわれ大根によるサルモネラ菌の食中毒事例がありました。
(国立感染症研究所のホームページ参照)
健康への影響
食中毒となると、健康への悪影響は避けられません。
- 食中毒による体調不良
- 脱水症状
- 栄養失調
特に高齢の方や子どもでは重症化しやすい場合もあります。
安易に腐りかけのかいわれ大根を食べないよう注意しましょう、
かいわれ大根を長持ちさせる保存方法と保存期間
かいわれ大根を長持ちさせるためには、適切な方法で保存することが重要です。
ここでは、冷蔵保存と冷凍保存の2つの方法について説明します。
冷蔵保存
かいわれ大根を冷蔵保存するには3つのステップが重要です。
- 新聞紙に包む
- ポリ袋に入れる
- 野菜室で保存する
新聞紙は余分な水分を吸収し、かいわれ大根の鮮度を保ちます。
かいわれ大根は野菜室で保存しましょう。
冷蔵保存の保存期間は、約3~4日です。
冷凍保存
かいわれ大根も冷凍保存が可能です。
- 水で洗い、水気をよく拭き取る
- 食べやすい大きさに切る
- ラップで包んで保存袋に入れ冷凍する
かいわれ大根を水で洗い、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取ります。
冷凍の保存期間は、約1ヶ月です。
ただし、冷凍すると食感が代わり、シャキシャキ感は無くなります。
生食よりも、スープなどの加熱調理がおすすめですよ。
かいわれが腐るとどうなる?見分け方や保存方法のまとめ
かいわれ大根は鮮度が落ちやすく、日持ちしない野菜です。
賞味期限内であっても、保存状態によっては早く腐ってしまうこともあるので、注意が必要です。
腐ったかいわれ大根は、見た目、味、匂いに変化が現れます。
異変がある場合は腐敗している可能性が高いので、食べることは絶対に避けてください。
かいわれ大根の保存期間は、冷蔵だと約3~4日、冷凍だと約1ヶ月です。
みずみずしいかいわれ大根を長く楽しむために、賞味期限を守り、適切な方法で保存しましょう!
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