天日塩の「南の極み」を使ってみたい、と思った事はありませんか?
けれども、ネットではあまり良くない情報を見かけますよね。
そのせいで買うのをためらってしまう・・・という方もいるかもしれません。
なぜ、体に悪いという情報が流れているのか気になりますよね。
そんな方のために、天日塩と精製塩の違い、添加物などについて調べてみました。
この記事を読めば、「南の極み」が体に悪いという情報は本当なのか知る事ができますよ。
南の極み天日塩が体に悪いと言われる理由や健康リスクは?
結論から言いますと、天日塩の「南の極み」そのものが体に悪い訳ではありません。
もちろん、塩なので摂りすぎると高血圧など健康リスクはあります。
しかし、日常生活で使用する程度で健康被害を及ぼす事はまずないでしょう。
ではなぜ「南の極み」が体に悪いと言われているのか。
それは、以下の3点が理由と考えられます。
添加物の有無
まず1つめは添加物の有無です。
精製塩などには、湿気防止の添加物が加えられています。
そのため、天日塩にも添加物が入っているか気になる方もいるようですね。
「南の極み」は、海水を太陽と風の力のみで結晶化させています。
つまり、限りなく自然に近い製法で作られているのが特徴。
そのため、人工的な加工は一切加えておらず、添加物も含まれていません。
100%海水で作られているので、安心して使用できますよ。
放射能の問題
続いて、2つめは放射能の問題です。
放射能が含まれていたりしないか心配している方もいるようですね。
しかし、「南の極み」は厳しい品質管理を行っています。
もちろんその中には放射能検査も含まれていますよ。
実際に国や公共団体、国際基準等の安全基準をクリアしていますのでご安心ください。
現時点では、放射能に関しては心配ないと考えて良さそうですね。
ただし、放射能の情報など、安全性に関する事は更新されていくものです。
気になる方は、随時チェックしておくと良いでしょう。
海外産である
3つめの最後は、海外産である点です。
海外で作られている製品に対し、どうしても抵抗がある方もいます。
なぜなら、海外産商品の安全性に不安があるためですね。
「南の極み」は、オーストラリアの塩田で作られている塩です。
そのため、安全性が気になる方もいるかもしれませんね。
しかし、「南の極み」はISO9001やHACCPに基づいて、厳しい品質管理が行われています。
厳しい品質管理の元、安全基準をクリアしてきた天日塩なんですね。
そのため、海外産であっても安心して使う事ができますよ。
南の極み天日塩と精製塩の違いは?
「南の極み」が体に悪いものではない、という事がわかりました。
では、天日塩である「南の極み」は、精製塩とどんな違いがあるのでしょうか。
天日塩:海水を太陽と風の力で結晶化させ、洗浄・乾燥・粉砕して作られる塩
精製塩:イオン交換膜で海水濃縮し、真空式釜を使用し煮詰められて作られる塩
天日塩は化学的な手を加えず、自然の力だけで作られているんですね。
一方、精製塩は人工的な加工を行って作られたもの。
一般的には天日塩の方が、ミネラル豊富で栄養価が高いと言われています。
果たして本当なのか、精製塩と比較してみましょう。
天日塩と精製塩のミネラル比較
天日塩と精製塩のミネラル含有量は以下の通りです。
100gあたりの含有量 | 天日塩(南の極み) | 精製塩* |
---|---|---|
ナトリウム(g) | 39.2 | 39.2 |
カリウム(mg) | 5~20 | 1.8 |
カルシウム(mg) | 15~60 | 1.1 |
マグネシウム(mg) | 2~40 | 0.1 |
「南の極み」は加工されていない分、ミネラル含有量は多めです。
一方、加工されている「食卓塩」は、ミネラル含有量が少なめという事がわかりました。
精製時、不純物と共にミネラルも一緒に取り除いてしまう事が原因です。
天日塩は精製塩よりも、ミネラルが多いといえますね。
天日塩と精製塩の栄養価
続いて、天日塩と精製塩の栄養価の違いを見ていきましょう。
100gあたり | 天日塩(南の極み) | 精製塩* |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 0 | 0 |
たんぱく質(g) | 0 | 0 |
脂質(g) | 0 | 0 |
炭水化物(g) | 0 | 0 |
食塩相当量(g) | 99.8 | 99.5 |
どちらも、栄養価はほぼ無いに等しいですが、食塩相当量に違いが見られました。
本来、ミネラルの多い天日塩の方が、低そうに思えますよね。
しかし、「南の極み」はじっくり時間をかけて結晶化しています。
そのため、非常に純度の高い塩が完成するそうですよ。
精製塩よりもミネラルを含みながら、塩化ナトリウムの純度も高いとは驚きですね。
天日塩と精製塩の添加物の有無
では、天日塩と精製塩の添加物はどうでしょうか。
塩は、湿気によって固まってしまいます。
そのため、湿気防止の固結防止剤や炭酸マグネシウムが使われる事があります。
また、旨味を足してくれるアミノ酸が入った塩もあるそう。
このように、精製塩は不純物を取り除き、更に添加物が入っている場合もあるんですね。
一方、天日塩は自然の力のみで、何かを加えたりする事はありません。
そのため、天日塩には添加物は入っていないのです。
「添加物でミネラルが高いのでは・・・」
と、思う方もいるかもしれませんが、自然由来なので安心してください。
より健康効果の高い塩の選び方
日常的に使うものは、健康に良い物を選びたいですよね。
健康効果の高い塩を選びたい方は、以下の2点を確認しましょう。
・原材料名に添加物が含まれていないか
・塩の製法は何か
まず添加物についてですね。
原材料を見て、添加物が入っているか確認してみましょう。
1つ前の記事でも紹介しましたが、添加物が使われているものは精製塩です。
次に、塩の製法を見てみると良いですよ。
もし、「天日」「平釜」といった表記があるならそれを選ぶと良いですね。
この表記がある塩はいわゆる天然塩と呼ばれます。
ミネラル豊富で、精製塩より健康効果の期待ができますよ。
一方、「イオン膜交換式・立釜」「溶解・立釜・乾燥」などの表記は精製塩です。
健康効果を高めるなら、天然塩と分類されるものを選びましょう。
南の極み天日塩は体に悪い?添加物や健康リスクまとめ
今回の記事では、南の極み天日塩について調べてわかった事は、以下の通りです。
- 南の極み天日塩が体に悪いは誤り
- 添加物は入っていない
- 放射能については安全基準を満たしている
- 塩なので摂りすぎには注意が必要
ネットでは様々な情報が溢れていますが、南の極み天日塩は安全・安心という事がわかりました。
塩を買うときは、自分で選び方や特徴などを理解しておくと良いでしょう。