数の子が腐るとどうなるか、知っていますか?
お正月料理では、縁起のいい食べ物として使われている数の子。
日常的に食卓に並ぶ食材ではありませんが、おつまみや和え物にすると美味しいですよね。
この記事では、数の子が腐るとどうなるか、見分け方を詳しく解説します!
また、数の子の保存方法についてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
数の子が腐るとどうなる?見分け方を解説

ニシンの卵を塩漬けしたものや、天日干ししたものを数の子といいます。
お店では塩漬けのものや味付けされたものを目にすることが多いかもしれません。
おせちには欠かさず使われる数の子ですが、腐るとどうなるのでしょうか?
見分け方のポイントを、詳しく解説していきます!
色や見た目
数の子は傷んでくると黒っぽく変色してきます。
市販されている数の子は漂白されているものが多いですが、黄色や薄黄色のイメージですよね。
漂白されているかどうかで色の濃さは多少変わってきますが、色が濁っていたら注意が必要。
また、数の子が傷むと粒がバラバラと崩れてきます。
腐敗が進むと、卵の膜が破れてしまうことで身崩れしますよ。
- 黒ずんでいる
- 色が濁っている
- 粒が崩れてバラバラ
このような変化が見られたら、腐っているサインかもしれません!
ぬめりや糸を引いている
数の子が腐ると、ぬめりが出たり糸を引くことがあります。
鮮度を維持しているものであれば、数の子の表面はツヤがあります。
触ってみてもベタついたり、糸が引くことはありません。
しかし傷んできた数の子は柔らかくなったり、粘度が増してぬめりが出てきます。
その場合、菌が繁殖していたり、品質が低下している可能性があるので注意してくださいね。
菌が繁殖しているものを食べてしまうことがないよう、心配な場合は注視するようにしましょう。
異臭がする
腐ってきた数の子は強烈な生臭さを発します。
新鮮な状態であれば、ほとんどにおいは感じないかもしれません。
数の子は魚の卵なので、潮の香りや多少の生臭さはあるでしょう。
ですが、腐敗が進むと生臭さが増して、酸っぱいにおいがしてきますよ。
食材が腐ると、ツンとした鼻を突くような腐敗臭がしてきますよね。
数の子も同様に、傷んでくるとにおいが変わってきます。
- 酸っぱいにおいがする
- 強烈に生臭い
- 腐敗したような異臭がする
においで判断がつかない場合は、他の見分け方のポイントとあわせて見極めるようにしてくださいね。
味の変化
数の子が腐ると、味にも変化があらわれます。
塩漬けされたものと味付けされたものでは、感じる味も違ってきますね。
しかし、もともと感じるはずのない苦みや酸味を感じたら腐っている可能性があります。
また口に入れた時に、イガイガするような感覚があったら注意が必要!
腐敗がすすんでいるサインかもしれないので、食べずに廃棄するようにしてください。
一番は食べる前に見分けられるのが安全です。
ですが、口に含んでから異変を感じた場合は、吐き出すようにしましょう。
賞味期限が切れた数の子は食中毒になる?

賞味期限が切れてしまっても数の子は食べられるという話も聞きますが、本当でしょうか?
数の子は、塩漬けすることで長期的に保存することができています。
そのため数の子の状態によって賞味期限は変わってきますよ。
つづいて数の子の賞味期限や、期限切れのものでも食べられるのか解説していきます!
数の子の賞味期限と消費期限
数の子は長く保存できるものから、早めに食べ切った方がいいものまで様々。
数の子の状態や味付けによって賞味期限が異なります。
数の子の状態 | 賞味期限 |
塩漬けされていないもの | 4~5日 |
塩漬け(塩抜きしていないもの) | 3カ月 |
塩抜きしたもの | 3~4日 |
しょうゆ漬け | 7日 |
市販されているものには賞味期限が記載されているので、期限を目安に食べ切るのがベスト。
未開封のものであれば記載の賞味期限を目安に、開封したものは冷蔵で5日以内に消費するようにしましょう。
塩抜きした数の子を自分で味付けする場合は、冷蔵保存をして3日以内に消費するようにします。
冷凍保存の場合は2~3週間程度は保存しておくことができますよ。
賞味期限は何日過ぎても大丈夫?
数の子は賞味期限が1~3日過ぎても、食べることに問題はないといわれています。
というのも、賞味期限と消費期限とでは規準が異なるためです。
- 賞味期限・・・美味しく食べられる期限
- 消費期限・・・安全に食べられる期限
美味しく食べられる期限は、消費期限より少し短く設定されています。
ただし、少し過ぎただけだから絶対大丈夫!ということではないので、見た目や味に変化がないか注意するのが大事。
そのため先ほど紹介しました、腐っているかどうかの見分け方を参考に判断するようにしてくださいね。

腐った数の子を食べた場合の健康リスク
腐った数の子を食べてしまった場合、食中毒になるかもしれません。
前述したように、賞味期限を過ぎても食べられる場合があります。
しかし賞味期限内でも食べ物が腐ることはありますので、腐っている場合は食べるのを控えましょう。
もし腐った数の子を食べてしまった場合、以下のような症状を引き起こします。
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気や嘔吐
また、数の子の表面が乾燥することによって、卵の膜が白く目立つことがあります。
白い膜自体は腐っているからでてくるものではありません。
腐っているかどうかは、見た目やにおいなど総合的に判断するようにしましょう。
食中毒を防ぐための正しい保存方法

数の子はおせち料理にも使われていることが多く、食べ切れなかった場合は低温での保存が必須。
食中毒にならないためにも、正しく保存することで鮮度を維持したいもの。
そのためには、数の子をどのように保存したらよいのか?
冷蔵保存と、冷凍保存にわけて紹介していきます!
冷蔵保存
数の子は常温ではなく、冷蔵庫などで保存するようにします。
市販されているものはパックごと冷蔵庫へ入れましょう。
数の子をそのまま保存する場合
一切れごとラップに包み、フリーザーバックに入れて冷蔵庫へ
自分で味付けする場合は、数の子とつけ汁を一緒にして、しっかり浸る状態で密閉容器に入れましょう。
冷蔵保存した時は、3~5日くらいで食べ切るようにしてください。
おせち料理に入っている数の子を保存する場合
- 1切れの場合は3~5等分に分けてカット
- ラップに包んでフリーザーバックに入れて冷蔵庫へ
そのままの数の子はラップに包み、味付けのものはつけ汁に浸して保存するのがポイントです!

冷凍保存
長く保存したい場合は塩抜きせずに冷凍庫へ入れましょう。
冷蔵保存と同様に、1切れずつラップに包んでフリーザーバックに入れるのがおすすめ。
塩漬けのものは数の子がバラバラになりやすく、冷凍することで食感が落ちてしまいます。
そのため、冷凍する場合は味付けした方が美味しさも長持ちしますよ。
おせち料理に使われている数の子や、味付けされた数の子の保存するポイントは、
・密閉容器に数の子を入れて、つけ汁で浸す
・そのまま冷凍庫へ入れ、2~3週間保存できる
・解凍する場合は半日~15時間程度、冷蔵庫にうつして自然解凍
つけ汁の中にひたひたに漬けてある方が乾燥しにくく、解凍した時に食感が良いまま食べることができます。
数の子は腐るとどうなる?見分け方や賞味期限・保存方法まとめ

数の子が腐るとどうなるか、見分け方のポイントを解説してきました。
お正月が近づくと数の子をお取り寄せしたり、買う機会が増えるかもしれません。
おせち以外にも、松前漬けでご飯のお供にしたり。
サラダやおひたしで和えれば、プチプチした食感が楽しめます。
保存方法を参考に、美味しく召し上がってくださいね。
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